これからシーバス釣りを始めようとしている方、始めたばかりの方
シーバスルアーって沢山あって迷いませんか?
お店やネットで調べると、おすすめルアーというのは出ていますが、それでも種類が多く、特に初心者の方は迷ってしまうことがあると思います。
僕自身、ルアー選びに失敗して、今思えば「いらなかったなぁ」というルアーも結構ありました。
シーバスルアーは値段もそこそこしますし、無駄な出費はできるだけ避けたいところですよね?
そこでこの記事では
- 「ルアーが沢山あってどれが良いのかわからない!」
- 「結局どのルアーが良いの?」
という方へ
- ルアー選びで押さえておきたいポイント
- それを踏まえての選び方
をわかりやすく解説していきます。
僕は初心者に毛が生えた程度ですが
だからこそ、これから始めようとしている人や始めたばかりの人により近い感覚で伝えられることがあると思います。
「もっと早く知っていれば良かった」ことを、自分のリアルな体験をもとに解説していきます。
この記事を読めば、ルアー選びで迷わなくなります。
おすすめルアーに惑わされずに自分に合ったルアーを見つけられます。
※特にリバーシーバスを想定しての解説です。
結論 釣れたルアーが釣れるルアー
「そんなの当たり前だろ!!」と言われそうですが、意外と忘れられていたり、見落としがちなところだと思います。
特に、中々釣果が出ないと「どのルアーが釣れる?」「おすすめルアーは?」となりませんか?
もちろん聞くことは全く問題ないと思いますが、結局何を言っても、自分が釣れたルアーが釣れるルアーこれにつきます!
釣れるルアーがどれかではない
「どのルアーが釣れるかな?」「これ釣れそうだな」と考えることは当然だと思います。
想像したり悩んだり、そんな時間もシーバス釣りの楽しいところです。
しかし大前提に、“釣れるルアーがどれなのか”ではなく、釣れそうなルアーを探して、実際に釣れたルアーが自分にとって釣れるルアーこれが大切だと思います。
自分に合ったルアーを探す
お店やサイトで「おすすめルアー」というのはよくありますが、どんな人に向けておすすめなのか?
単におすすめされているからではなく、そのルアーが自分の釣りに合っているか確認してみてください。
例えば
- 飛距離が売りのルアーなのに自分のよく行く場所は川幅がなくてそれを活かせない
- 浅場なのにシンキングタイプばかり選んでいる
- ベイトフィッシュとルアーサイズが明らかに合っていない
極端な例ですが、こうなるといくらおすすめでも活かせないかもしれません。
おすすめだからと安易に選ばず、場所・釣り方・状況などに合わせて、自分に合ったルアーを探してみましょう!
ルアー選びで押さえておきたい3つのポイント
ルアー選びの要素は沢山ありますが、特に初心者の人が押さえておいた方が良いポイントを3つに絞って解説していきます。
たった3つでも意識するかしないかで差が出てきます。
①釣りをする時間帯
時間帯と言っても日中(明るい時間帯)なのか夜間(暗い時間帯)なのかぐらいで大丈夫です。
一般的に日中はシーバスの警戒心が強く、深場に着いて活性もそこまで高くありません。
明るい日中は、ルアーが偽物の魚だとばれてしまう可能性も高くなるので、リトリーブは早目にキビッキビッとしたアクションで誘うリアクションバイトが使えます。
その点を踏まえると
- 深場まで潜る
- 早巻きでも動きが破綻しない
- しっかりアクションする
というのがルアー選びのポイントになってきます。
シンキングタイプのミノーやバイブレーションが定番になってきます。
逆に夜の場合はシーバスの警戒心が弱くなり、捕食するために表層を意識してきます。
暗いとシーバスにとっても視界が悪くなるので、しっかり捕食できるようにしてあげることが必要です。基本的にはゆっくり巻いて表層を漂っている小魚をイメージして誘います。
その点を踏まえると
- 表層を引ける
- ゆっくり巻いてもアクションする
- 派手なアクションではなくふらふらと泳ぐ
というのがルアー選びのポイントになってきます。
フローティングのリップレスミノーやシンキングペンシルが定番になってきます。
②釣り場の水深(レンジ)
当然ですが、ものすごく浅い(シャロー)場所で、しっかり潜るシンキングタイプのルアーでは相性が悪いです。
あっという間に根がかりしてしまい、せっかく買ったルアーをロストしてしまうことも考えられます。
逆にかなり水深のある場所で、フローティングタイプだけではできることが限られてしまいます。
大まかでも、表層・中層・底層と使い分けができるルアーを準備しておくと良いです。
③シーバスが何を捕食しているか(ベイトフィッシュ)
自分の行くフィールドのシーバスが、何を主なエサとしているかわかりますか?
ルアーという疑似餌で釣りをする以上、いかに本物の魚(エサ)と思わせるかが大切になってきます。
水面付近を小魚が群れになって泳いでいたりするので、大きさや動きを観察してみてください。
そのうえで、その魚を再現できそうなルアーを選びましょう。
ここで上記の「レンジ」に関わる話になりますが、小魚がどのあたりを泳いでいるかも大切になります。
本当に水面ギリギリを泳いでいるなら、その層を狙える水面直下のルアーを
少し潜ったところを泳いでいれば、フローティングでも少しレンジの入る(30cm~60cmなど)ルアーを
この様に、実際にその場所にいる小魚に近づけることを意識してみてください。
見た目についてカラーも気になると思いますが、動きやレンジの方が重要なケースが多いです。
大きさ(長さ)については、的外れなサイズでなければ対応できるので、そこまでシビアにならなくても大丈夫です。
動きが似ていてレンジも近いルアーであれば、色違い、サイズ違いでも釣れます。
最低限用意しておきたいルアー3選
ここまでの解説で「それでもどれを選んだら良いのかわからない」という方へ、最低限用意しておきたいルアーを簡単に3つ紹介します。
①バイブレーション
1つ目はバイブレーションです。
樹脂や金属、シリコンなど、様々な材質でできたバイブレーションがあります。材質によって少しずつ動きも違いますが、ここでは定番の樹脂タイプを前提に解説します。
名前の通り、巻くと小刻みに振動して魚を誘うルアーです。
比較的飛距離が出ることと、沈むのが早いことが特徴です。
基本的にはただ巻きで、早巻きも効果的なため、手返しが良いのも特徴です。
巻いて止めてを繰り返すストップ&ゴーや、リフト&フォールも効果的です。
リアクションバイトを狙いやすいので、特に日中のシーバスフィッシングでは持っておきたいルアーです。
バイブレーションについて詳しく知りたい人はこちらをどうぞ!
【リバーシーバス初心者向け!】バイブレーションの使い所と使い方を解説
②ミノー
2つ目はミノーです。
ミノーは小魚(ベイトフィッシュ)をイメージしたルアーです。
表層を狙うフローティングタイプや、底層を狙うシンキングタイプなどがあります。
他にも、リップと言われる突起が先端に付いたタイプや、リップレスと言われる突起のないタイプがあります。
ミノーも基本的にはただ巻きでOKですが、ストップ&ゴーや、竿先を動かしてトゥイッチやジャークなどのアクションを入れると効果的な時もあります。
昼夜問わず使えるルアーなので、釣り場に合わせてタイプ別で何個か持っておくと良いと思います。
バイブレーションについて詳しく知りたい人はこちらをどうぞ!
【リバーシーバス初心者向け!】バイブレーションの使い所と使い方を解説
③シンキングペンシル
3つ目はシンキングペンシルです。
ナチュラルにゆらゆらと泳ぐことが特徴のルアーです。
細身な形状でリップがないため、空気抵抗が少なく飛距離が出せるものが多いです。
シンキングペンシルはただ巻きでOKです。
リップがないことから水噛みが良いルアーではないので、変にアクションを加えると動きが破綻してしまいます。この破綻がシーバスにスイッチを入れることもありますが、経験上はただ巻きが圧倒的に有効です。
放っておくと沈んで、巻き始めるとすぐに浮き上がってきます。
そのため、ある程度の慣れは必要ですが、狙いたい層を泳がせることができます。
視界の悪い夜の釣りでは、シーバスに喰わせる「間」を取ってあげたいので、ゆっくり巻いてゆらゆら漂うシンキングペンシルは効果的です。
シンキングペンシルについて詳しく知りたい人はこちらをどうぞ!
【リバーシーバス初心者向け!】シンキングペンシルの使い所と使い方を解説
まとめ 誰でも釣れる万能ルアーは無いと思った方が良い
ルアー選びのポイントを解説してきましたが、正解はありません。
どのルアーが良いかは人によって変わってくるものです。
誰かが釣れたから自分も同じルアーで釣れるかと言ったらそうじゃないこともあります。
それでも困ったらここで紹介した3種類の定番ルアーから揃えていくと失敗する可能性は低くなるはずです。
場所や条件などをよく観察して、それに合う、自分に合うルアーを探してみてください!
やっていくうちに自分なりのベストルアーを見つけたり、パターンのようなものもわかってきて、合理的にルアー選びもできるようになると思います。
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