【リバーシーバス初心者向け!】ミノーの種類 特徴や違い

ルアー

シーバス釣りで必須のルアー。

その中でもミノーはかなり人気のあるルアーです。

シーバス釣りを始めたばかりの方や、これから始めようとしている方も、一度は聞いたことがあると思います。

各メーカーから多種多様のミノーが販売されています。

そんなミノーですが、とにかく種類が多すぎて迷ってしまうことはありませんか?

僕は迷いました。というか、今でも全然迷います。

それでも大まかな特徴や、それぞれのメリット、デメリットがわかっていれば、例え迷っても的外れな買い物をしなくて済みますよね?

そこでこの記事では

  • ミノーの種類が多くてわからない!
  • それぞれの特徴は?何が違うの?

という方へ

  • 押さえておいて損はしないミノー8種
  • それぞれの特徴、メリット、デメリット

をわかりやすく解説していきます。

僕は初心者に毛が生えた程度ですが

だからこそ、これから始めようとしている人や始めたばかりの人により近い感覚で伝えられることがあると思います。

「もっと早く知っていれば良かった」ことを、自分のリアルな体験をもとに解説していきます。

この記事を読めば、ミノーの違いを理解できます。
ぜひミノーを選ぶ際に役立ててください!

ミノーの種類

まず大きく分けて3種類。

それをさらに8項目に分けて解説していきます。

  1. 形状
    リップ付き
    リップレス
  2. レンジ(深さ)
    フローティング
    シンキング
    サスペンド
  3. 動き
    ウォブリング
    ローリング
    ウォブンロール

これで、ミノーについてはある程度カバーできます!

ミノーの形状

ミノーには大きく分けて2種類の形状があります。

口の部分に突起(リップ)のついたリップ付きミノー

リップが付いていないリップレスミノー

リップ付きミノー

リップ付きミノーの写真

リップ付きミノーは、リップの長さで泳ぐレンジ(深さ)が変わります。

長いほど深く潜り、短いほど潜らなくなります。

また、リップがしっかりと水の抵抗を受けるので、規則的なアクションで強めの波動を出します。

大きいアクションで、ブリブリ泳ぐのが特徴と言えます。

特徴メリットデメリット
リップの長さで泳ぐ深さが変わるリップが水をしっかりと噛むので、早巻きや、流れが強くても動きが破綻しにくいリップが空気抵抗を受けるため、飛距離が落ちる
強めのアクションアピール力が高い
リップ付きミノーまとめ

リップレスミノー

リップレスミノーの写真

リップレスミノーは、リップ付きに比べて水の抵抗を受けにくくなるので、浅めを泳ぐものが多いです。

基本的に波動は弱めで、ヌルヌルとした動きですが、流れの変化でふらついたり、自動的に誘う動きが入ったりします。

不規則な動きでナチュラルにシーバスを誘うのが特徴です。

特徴メリットデメリット
泳ぐ深さは浅め空気抵抗が少なく飛距離が出やすい流れが強すぎると、動きが破綻して使えないことがある
弱めのアクション流れの変化の影響を受けやすく、自然な誘いができる
リップレスミノーまとめ

レンジ(ルアーが泳ぐ深さ)

ミノーには、フローティング・シンキング・サスペンドと言われる3種類があります。

それぞれ浮力に違いがあるので、狙うレンジよって使い分けます。

フローティングミノー

フローティングタイプは、何もしなければ水面にプカプカと浮いています。

リールを巻くと、水の抵抗を受けて一定のレンジまで潜っていきます。

潜る深さは、リップの長さや、リップレスミノーの場合は形状によって変わってきます。

そもそも浮いてくるタイプなので、比較的浅めを泳ぐのが特徴です。

特徴メリットデメリット
放っておくと浮いてくる潜る深さが決まっているので、扱いやすい浮力が高い分、軽量で飛距離が落ちる
泳ぐ深さは浅め根がかりしにくい
フローティングミノーまとめ

シンキングミノー

シンキングタイプは、何もしないとゆっくりと沈んでいきます。

狙いたい深さまで沈めれば、フローティングタイプでは届かないレンジを攻めることができます。

深場や、広い場所で、広範囲に狙えるのが特徴です。

特徴メリットデメリット
放っておくと沈んでいく重さがあり、飛距離が出る根がかり注意!
広範囲に狙える
シンキングミノーまとめ

サスペンドミノー

サスペンドミノーは、シンキングミノーと同じく、何もしなければゆっくり沈んでいきますが、一定のレンジまで行くとそこで停止します。

水中で停止する一見不思議なルアーですが、これが最大の特徴です。

水とルアーの比重によって起きる現象なので、水温や、塩分濃度(リバーシーバスと言っても、思っている以上に海水は入ってきているそうです)によって、浮き沈みはあります。

僕の周りではあまり使っている人がいませんが、個人的には好きなルアーです。

何より水中で止まるって、一番リアルな魚の動きに感じませんか?

特徴メリットデメリット
水中で停止する水に馴染んで違和感が少ない水温、塩分濃度など環境によって浮き沈みに影響が出る
停止することで、食わせの間が作りやすい
サスペンドミノーまとめ

動き(アクション)

基本はリールを巻くだけ(ただ巻き)でしっかり泳いでくれますが、その泳ぎ方にも種類があります。

それぞれ見ていきましょう!

ウォブリング

ウォブリングの動きを図解

ウォブリングとは、尻尾を左右に振るように泳ぐアクションです。

ブリブリと泳ぐ“リップ付きミノー”に多い動きです。

大きめなアクションになるので、波動が強く、アピール力が魅力です。

広い釣り場で、「離れたシーバスにも気づいてもらいたい!」という時は有効的です。

アピール力が強い反面、シーバスの警戒心を強めてしまう可能性もあるのでそこは注意が必要です。

メリットデメリット
アピール力がある警戒心を強めてしまう可能性がある
広範囲に探れる
ウォブリングまとめ

ローリング

ルアーの動きを図解

ローリングとは、ボディ全体が、左右に傾くように泳ぐアクションです。

ヌルヌルと泳ぐ、リップレスミノーに多い動きです。

ウォブリングに比べ波動が弱くなるので、アピール力は落ちますが、ふらふらと泳ぐ小魚を演出したり、傾きによるフラッシングの効果でシーバスを誘います。

大人しめでナチュラルな動きは、シーバスの警戒心が強く、ハイアピールでは反応がない時に有効です。

メリットデメリット
警戒されにくいアピールが弱め
フラッシング効果
ローリングまとめ

ウォブンロール

ウォブンロールとは、ウォブリングとローリングの両方を併せたアクションです。

ハイブリッドですが、実際のところほとんどのミノーがこの性質を持っていると思います。

確かに、“ウォブリングと表記されていればウォブリング主体” “ローリングと表記されていればローリング主体”ではありますが、実際に使ってみるとどちらの性質も出ているように見えます。

あるいは、完全にどちらかに振ることは設計上の難しいのかもしれませんね。

その中で、敢えてウォブンロールと表記されているミノーは、両方の動きがバランスよく出る感じでしょうか。

まとめ それぞれの特徴を把握して、状況にあったミノー選び

ここまで、ミノーの種類や特徴について解説してきましたが、まずはこの内容を踏まえてミノー選びをしてみてください。

全種類を揃えるなんてことはしなくても、自分に合うなと思ったミノーを数本用意して、早速釣りに行ってみてください。

実際にキャストしてみての飛距離、巻いてみて手元に伝わってくる振動、足元で泳がせてみて目で確認する。

初めは根がかりや思わぬトラブルでロストしてしまうこともあると思います。

僕はめちゃくちゃロストしました。
(新調したルアーを一投目でロストしたときは泣きそうでした)

でもそうやっていくうちに、違いや使い方などもわかってきます。

この記事が少しでも参考になって、シーバス釣りが楽しいと思ってもらえたら嬉しいです!

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