これからシーバス釣りを始めようと考えた時に、まずロッド(竿)から選ぶ方も多いと思います。
釣りはロッドがないと始まらないので当然ですよね。
僕も最初にロッド、次にリールと揃えていったのを覚えています。
釣りにはなくてはならないロッドですが、各メーカーから様々な種類が出ているので迷っている方も多いのではないでしょうか?
一体どんなロッドを買えば良いのか...何もわからない状態からの最初の1本。
決して安い買い物ではないので絶対に失敗したくないところだと思います。
そこでこの記事では
- 最初はどんなロッドを選べば良いの?
- ロッドの違いを知りたい!
という方へ
- 最初の1本をはこれ!
- ロッドの長さ、硬さによる違い
を簡単にわかりやすく解説していきます。
僕はシーバス釣りを始めて8年目の初心者に毛が生えた程度ですが、だからこそ始めた当初の悩みは今でもよく覚えています。
今になって「あの時知っていたらこうしていたのに」と言うことが多々あります。
この記事に書いていることは全て僕の実体験をもとにした内容です。
そんな経験が少しでもお役に立てば嬉しいです。
この記事を読めば、最初のロッド選びで迷わなくなります!
後になって後悔なんてこともなくなります!
釣りにおいてロッドはメインとなるアイテムなので、ぜひ確認していってください!
結論 最初に選ぶおすすめロッド
最初に選ぶロッドは、長さ9ftくらい、硬さM or MLがおすすめです。価格は20,000円~30,000円くらいなら間違いありません。
僕が最初に買ったロッドは、長さが9ftで硬さはM、価格は少し安めの約10,000円でした。
長さと硬さはおすすめにあげた通りですが、初心者向けのエントリーモデルということもあり、1年後くらいに30,000円くらいのロッドを買ってその違いに驚いたのを覚えています。
その時はMより柔らかいMLを買いましたが、柔らかいながらも芯がしっかりしているというような感覚でした。
キャスティング時にロッドがぶれない。シーバスとのファイトでは、力をいなしつつもしっかり寄せてこれる。ロッドから伝わる情報量の多さ。
ひとつひとつが本当に感動するくらい違いました。
安いロッドを使ったからこそ感じられた違いかもしれませんが、シーバス釣りをある程度続けていきたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 長さは9ftくらい
- 硬さはMかML
- 価格はできれば20,000円~で選びたい
ロッドの違い
ロッドの違いについては様々な要素がありますが、ここでは主に長さと硬さについて解説していきます。
この部分を適当に選んでしまうと、“自分の行くフィールドでは使いづらい”なんてことにもなりかねないので、しっかりおさえておいてください!
ロッドの長さによる違い
ロッドの長さは8.6ft 9ft 9.6ft 10ft 10.6ft 11ftといった具合に展開されています。
ロッドは長ければルアーをより遠くへ飛ばすことができます。飛距離が出ればそれだけ広い範囲を探ることが可能です。
短いロッドは飛距離こそ落ちますが、軽く扱いやすいため、手返しの良さや長時間の釣行でも疲れにくいといった良さがあります。
長さの判断材料として、広い場所では長めのロッド。狭い場所や周りに障害物があってキャストしにくい場所では短めのロッド。というのがわかりやすいかと思います。
ただし、これからシーバス釣りを始めるという方には、10ft以上の長いロッドは扱いにくいと思うので、9ftくらいで選ぶことをおすすめします。
長くても9.6ftくらいで抑えておくと良いでしょう。
ちなみに僕は、8.6ftのロッドを大きな河川で使うこともあります。確かに飛距離は落ちますが、釣果はちゃんと出ています。特に長時間釣りをする場合は、軽くて扱いやすく、疲れにくい短めのロッドを使っています。
長い | 短い | |
メリット | 飛距離が出る | 扱いやすい 軽い |
デメリット | 扱いにくい 重い | 飛距離が出ない |
ロッドの硬さによる違い
ロッドの硬さは硬い順にH(ヘビー) → MH(ミディアムヘビー) → M(ミディアム) → ML(ミディアムライト) → L(ライト)といった具合に展開されています。
硬さについては、Mか少し柔らかいMLあたりが初めての方にはおすすめです。
硬いロッドのメリットはパワーがあり、シーバスがかかった際には多少強引に寄せてくることができます。また、その強さを活かして重いルアーを投げることができます。
デメリットはどうしてもロッド自体が重たくなります。また、重たいルアーは投げやすいですが、軽いルアーではロッドがしなりにくく反発が弱くなるので、投げづらくなります。
柔らかいロッドは柔軟性があり、シーバスの強い引きを上手くいなしながら寄せてくるイメージです。
メリットはその柔軟性を活かして軽いルアーをしっかりと投げることができます。また、軽いため長時間の釣りでも疲れにくいです。
デメリットは重たいルアーが投げられないことです。各ロッドには適正なルアーウェイトがあり(スペック表記載)硬いルアーに比べて軽く設定されています。
他にも以下のようなことをよく聞きます。
- 硬いとシーバスのバイトを弾きやすい
- 硬いとダイレクトに力が伝わり合わせが入りやすい
- 柔らかいと力が伝わらず合わせが浅くなる
- 柔らかいとロッドが曲がるのでバイトを弾きにくい
これらについて僕の経験則では
どれも若干影響はある気がしますが、硬い柔らかいよりも技術的な要素が大きいと思います。
慣れればどんなロッドも、ある程度上手く合わせられるようになります。
硬い | 柔らかい | |
メリット | 多少強引に寄せられる 重たいルアーが投げられる | 軽い 軽いルアーが投げやすい |
デメリット | 重い 軽いルアーが投げにくい | 重たいルアーが投げられない |
その他の違い
長さや硬さだけでなく、その他にも様々な違いや特性があります。
素材の違い、搭載されている技術の違い。価格の高いロッド程、素材が良くなり高度な技術がてんこ盛りになっていきます。
上を求めればどんどん高くなっていきますが、一体いくらくらいのロッドを選べば良いのかを次にまとめておきます。
スタンスから選ぶロッドの価格帯
自分自身に合うロッドの長さや硬さが決まればあとは価格です。
初めに書いたように、20,000円~30,000円くらいのロッドを選べば大きな失敗はありませんが、人それぞれシーバス釣りに対してのスタンスがあると思います。
「本格的に始めよう!」という方から「友人に誘われて」など
そんな場合でも迷わないようにスタンス別にまとめてみたので参考にしてください。
スタンス | 価格 |
友人に誘われて初めての釣りに行きます | その友人から貸してもらえればベスト! 買ったとしても10,000円以下の格安でOK |
面白そうだしちょっとやってみようかな~ | 10,000円~20,000円くらいで選びましょう |
新しい趣味として始めよう! | 30,000円前後で検討したいです |
気合入れて本格的に始める! 何事も形から入るタイプなんです! | 上限はありません。財布と要相談 |
ロッド選びのまとめ
これからシーバス釣りを始める方へ、初めてのロッド選びについて、長さ・硬さ・価格について解説してきました。
どの項目も、初めのうちは汎用性の高い中間くらいのロッドがおすすめです。大手メーカーのシマノさんとダイワさんは種類が多く汎用性という点で非常に選びやすいメーカーです。
全部ではないですが、他メーカーは好みや状況にピンポイントで合わせてきていたり、尖ったスペックのロッドが多い印象です。
良く言えば“特化”
見方によっては“癖強”
ある程度慣れてきて「こんなロッドがあったら」「絶妙な長さと硬さがほしい」のように、要望が出てから検討してみると良いと思います。
初めはできるだけ予算を抑えたいと思うかもしれませんが、シーバス釣りをある程度続けていきたいと思っている方であれば、格安ロッドは避けた方が良いです。
シーバス釣りに嵌れば嵌るほど、すぐに上位モデルが欲しくなってきて、結局追加出費なんてことも考えられます。
それにある程度のロッドであれば、中々釣果が出なくてもモチベーションが維持できます。格安ロッドで釣れないと、他に原因があったとしても「ロッドが悪いのでは?!」と疑いたくなるものです。
せっかく始めるシーバス釣りですから、自分が納得のできるロッドを選んでください!
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