【シーバス入門】シーバス釣りに最適な道糸の選び方

アイキャッチ、メインラインはこれで決まり 初心者のための最適なライン選び タックル

一般的にシーバス釣りでは2種類のラインを使います。

メインライン(道糸)とメインラインの先に結ぶショックリーダーです。

この記事ではメインライン(道糸)について解説していきますが、とても種類が多いです。

特に、シーバスに限らず釣り自体が初心という人は、どれを選んで良いのかわからなくなると思います。

ちなみに僕は、周囲から言われるがままに適当に選んでいました。
素材、太さ、長さなど・・・初めの頃はどれが良いのか全くわかりませんでした。

そこでこの記事では

  • メインライン(道糸)はどれを選んだら良いの?
  • メインライン(道糸)の種類が多くてわからない!

という方へ

  • シーバス釣りに最適なメインライン(道糸)
  • メインライン(道糸)の種類や特徴

をわかりやすく解説していきます。

僕は初心者に毛が生えた程度ですが

だからこそ、これから始めようとしている人や始めたばかりの人により近い感覚で伝えられることがあると思います。

「もっと早く知っていれば良かった」ことを、自分のリアルな体験をもとに解説していきます。

そんな経験が少しでもお役に立てば嬉しいです。

この記事を読めば、シーバス釣りが快適にできます!
最適なライン選びでライントラブルを減らし、釣りに集中できるようになります!

結論 シーバス釣りに最適なメインライン(道糸)

初めに結論から話すと、種類はPEライン、太さは1号前後、長さは150m以上で選べば失敗はしないです。

正確には、使うリールによって変わりますが

で解説しているリールなら、1号前後のPEラインを150m以上用意すれば、ほぼ対応できます。

  • 種類はPEライン
  • 太さは1号前後
  • 長さは150m以上

なぜ上記の3つなのかを項目ごとに詳しく解説していきます。

メインライン(道糸)の種類はPEライン

PEラインは、複数本の細い糸を束ねて1本の糸にしたものです。

同じ号数のナイロンやフロロカーボンと言ったラインより、引っ張りの強度が高いです。

物によりますが、その強度は約3~4倍と言われています。

引っ張りには強い反面、擦れに対して弱いこともPEラインの特徴です。岩などの障害物やシーバスのエラに擦れると比較的簡単に切れてしまいます。

そのため、ショックリーダーでの対策が必要です。

ルアーを使ったシーバス釣りでは、細いラインの方が抵抗が少なく飛距離が出せます。

飛距離が出ればそれだけ攻められる範囲が広がるので、シーバスと出会える可能性が上がります。

ルアーの飛距離というのは、シーバス釣りをする上で大切な要素になります。

また、PEラインは伸縮性が少ないので感度が高いです。

感度が高ければ、魚の当たりはもちろん、流れの変化によるルアーの動きなどが手元に伝わりやすくなります。

ルアーフィッシングでは、手元に伝わってくる情報量が非常に重要です。

これらの特徴と理由から、シーバス釣りのメインライン(道糸)にはPEラインがおすすめです。

太さは1号前後

太さは単純に太ければ強度が上がります。細ければその反対です。

しかし、細い方が抵抗が少ないためルアーの飛距離が出せます。

これを両立させようとすると、1号前後のPEラインがおすすめです。

タックルバランスといって、使用するロッドやリールによってラインの太さも変わってきますが

で解説しているロッドとリールであれば、1号前後で選ぶことをおすすめします。

1号前後でも0.8号なのか1号なのか1.2号なのか、実際の使用感をまとめましたので参考にしてみてください。

0.6号正直僕はここまで細くしたことがないです。一般的にシーバス釣りで使える一番細い号数だと思います。2500番以下のリールで軽いルアーだけ投げるなど。
特殊なタックル以外では出番は少ないと思います。
0.8号僕は一番使っている号数です。メインで使うルアーが15g前後で、少し繊細な釣りを意識して使っています。飛距離や感度は1号に比べて若干上がる印象です。3000番のリールに巻いています。
1.0号迷ったら1号を使ってみてください。1号を基準に考えて、慣れてきたら調整していくのが良いと思います。
1.2号4000番のリールに相性が良いと思います。鉄板バイブなど重めのルアーをよく使う場合におすすめです。当然強度が上がるので切れにくいです。
1.5号根がかりしても中々切れないくらい強いです。(それが若干ストレスかも…)水の抵抗を多く受けるので、ドリフトがやりやすいです。僕は4000番リールにMHのロッドで合わせています。
号数別PEラインの使用感

これは完全に個人的な見解ですが、0.8号~1.2号で選べばまず失敗はないと思います。

僕は大きめのミノーでドリフトメインの釣りで1.5号を使っていますが、1.2号でも大丈夫です。

逆に0.6号を使う場面はかなり限られると思うので、初心者の人におすすめすることはないと思います。

長さは150m以上

メインライン(道糸)の長さは150m以上のものを巻いておくと安心です。

ライントラブルや劣化、根がかりなどがあれば、ラインを切るので少しづつ短くなっていきます。

わずかですが、ショックリーダーを結ぶ際にもどうしても余分なラインが出るので切ります。

初めのうちはライントラブルや根がかりで、やむを得ず切る場面も多くなると思います。

そういった状況に備えるのであれば、200m巻きを選ぶとより安心です。

僕が始めたばかりの頃は、トラブルが多く、200mでもあっという間に短くなっていました。

150mより200mの方が少し価格は上がりますが、初めのうちは200mをおすすめします。

PEラインの違い

シーバス釣りのメインライン(道糸)として、PEラインをおすすめしましたが、号数や長さ以外にも違いや特徴があります。

初めのうちに情報量が多くなると、「結局どれが良いの?!」となりそうなので、あまり細かくは書きませんが、興味があったら参考までに見てみてください。

編み本数の違い

最初にも書いたように、PEラインは複数本の細い糸を束ねて1本の糸にしたものです。

この細い糸が何本なのかで違いがあります。

4本編み、8本編み、12本編みと言った具合に増えていきます。

特徴については以下の通りです。

※あくまで編み本数の違いで、号数は同じとした場合です。

強さ滑らかさ飛距離価格
4本編み
8本編み
PEラインの違い(編み本数)

強さについては、編み本数が少ない方が1本あたりの太さが太くなります。それによって、擦れに対して強くなります。ただし、PEラインはそもそも擦れに弱いので過信はしないでください。

滑らかさについては、編み本数が多くなれば1本の糸としてより滑らかになります。断面で見た時に新円に近くなるイメージです。滑らかな方がガイドに擦れる音が小さくなります。

飛距離については、編み本数が多い方が滑らかなため、摩擦が少なく飛距離アップに繋がります。

価格については、編み本数が少ない方が安価になります。

メーカーによってその差に違いはありますが、まとめるとこのような感じです。

正直どちらが良いのかは好みで選んで良いと思います。

僕は4本編みを使っていますが、特に不便に感じたことはないです。

硬さ(コシ)の違い

硬さ(コシ)にも違いがあります。

PEラインはそもそも「ふにゃ~」としている糸ですが(裁縫用の糸みたい)その中にも違いがあります。

これもどちらが良い悪いではなく、自分で扱いやすいものを選ぶと良いです。

使っていると徐々にコシがなくなっていくので、それを見越して僕はコシの強いものを使っています。

コシがある方が使っていてライントラブルが少ない印象です。

メインライン(道糸)の選び方 まとめ

ここまでメインライン(道糸)の選び方について、種類・太さ・長さについて解説してきました。

結論でも書いたように、PEライン1号前後150m以上を用意してみてください。

やっていくうちに好みが出てくると思います。

価格は高い安いありますが、僕は2,000円以下のラインでワンシーズン問題なく使えています。

長さは残っているけど表面が毛羽立ってきて不安な場合は、反転させて使っていますが、これも今のところ問題はないです。

釣り歴が長ければ長い人程、糸だったり針だったり、細部までこだわっている印象が僕にはあります。

これについて否定はしないですが、この記事を読んでくださっている方に伝えたいことは、

あまり神経質にならずに、気軽にシーバス釣りを始めてみてほしいということです。

やっていくうちにわかってくることが沢山あります。

いきなりあれこれ難しく考えずに、まずはシーバス釣りを楽しんでみてください!

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